フィードサックの仕入れ

仕事

自分のお店だけにある強みって?

ヴィンテージ品に舵切りしよう

フィードサック
お店にはだんだんと商品が集まって来たんです。
で、その先のことを少し考えたんです。
誰でも集められる品ぞろえをして、この先どうなるんだろうって。
うちの店だけがやっている商材で勝負できないものかって。

その頃はカントリー調のクラフトが流行っていた時代でした。
特に沖縄はアメリカンカントリーってことで全国的に有名なお店が多かったです。
そんなお店が多い中、わたしの店らしさを出してお客さんに選んでもらうにはどうすればいいか。

わたしの性格には自分でも全く期待していなかったんです。
人当たりが良くて快活な性格を店番しながら作れるなら、品ぞろえにそれほどの専門性を求めなくてもうまく行くでしょうが、わたしみたいに知らない人と話すのが苦手だと、「これなんですか?」って聞かれるくらいの商材をそろえた方がいいかなと思いました。
そこでヴィンテージ布に仕入れの舵を切ったんです。

フィードサックについて

わたしが主に仕入れたのはフィードサックと呼ばれるアメリカのヴィンテージ布でした。
1930年代の大恐慌のあった時代に、小麦粉や塩などを入れる袋に暗い世相を忘れさせるような明るいプリントをして販売された飼料袋(Feed sack)です。
2枚のフィードサックがあれば子供用のドレスが1枚作れるとのことで、とても人気があったプリントです。

フィードサックはもちろん高価なんですが風合いが独特で、個性的な布が多いし、ヴィンテージ布には希少性があり、今後これから価値や価格が下がると言うものではないので、気に入ったプリントがあったらもう次には見つからないかもしれないから、今で持っておいた方がいいですよとお客さんにはアドバイスしていました。
ちょうど1930年代のレプリカ風な布に人気が出始めていた頃で、わたしもそんなテイストのプリントが好きで集めていた頃なので、フィードサックフェアをやりますよと顔見知りのお客さんたちには告知しておいたんです。

フィードサック オフホワイト地バスケットの赤いお花 (1/16サイズ)

価格:550円
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それで会議用テーブル一脚にフィードサックを並べて販売したんです。
在庫は充分に用意してあったんですが、お店のスペースの関係で会議用テーブル一脚しか取れませんでした。
初日はフィードサックだけで10万円売り上げました。

まとめ

これまで1日で10万円を売り上げたことはなかったんです。
告知しておいたお客さんはみなさん来てくださいました。
とても忙しくてエキサイティングな1日でした。

「ヴィンテージでやっていこう」とお店を閉めて帰る時にわたしの気持ちは決まっていました。

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けろ
この記事を書いた人
けろ

沖縄移住35年のアラカン女子です。
札幌出身です。
あんまり深刻に考えていない糖尿病患者です。
腎臓も悪くて。
けど毎日の元気をお届けします。

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