お店やってみない?

仕事

ハンドメイドショップ 開店

プラザハウスでお店やってみない?

お店を開けるまでの2年間

職業訓練校を終えて、あこがれの事務員になるべく就活したんですが、この時は家から近くの会社の事務員(と求人広告には書いてありました)のパート面接を受けたんです。
ちょっとブラインドタッチができるようになったくらいの実力だったんですが「パソコン得意です」みたいな顔をしていたら採用になりましたが、この時期のことは飛ばします。
まぁ、充実した2年間でした。

それで仕事を辞めて半年ほどプラプラしていたら働かんぬーの夫が「けろちゃん、お店をやってみない?」といきなり言い出したんです。
「人生で最悪の3年間」この時期からわたしは時間があったら針と糸を持ちパッチワークをしていました。
とてもつらい時期でも針を持っていると心が休まりましたし、仕事が忙しい時期でも針を持つと別のキラキラした世界に入れるような気がしていたんです。

フリマ感覚での開業

そんなわたしを見ていたらしい夫は「プラザハウスがカート買ったんだけど、そこで店やらんね?」と言いました。
カートって、どうもアメリカのカート屋さんから10台買ったんだそうで、1台100万円だかしたらしいんです。
その年はプラザハウスが改築してフェアモールができた年だったので、1回2回くらいは行ったことがあったんですが、まさか自分がそこでお店をするとか考えてもいなかったので、カートがあることなんかまったく気が付きませんでした。



カートでは今のところセール品の販売などをしているけれど、貸してもいい、みたいな話らしくて、売り上げの20%払えばいい、営業も週末だけでいいと言う話だったので、わたしにはまったくリスクがないように感じたので話を進めてもらいました。

まとめ

わたしに話が回ってきた段階でかなり話は進んでいたようで、一度商品写真を持ってプラザハウスに出向いただけで話は決まり、10月10日オープンと予定も立ちました。

コネがあると何でもすごいスピードで話が決まるんだなと、開店準備を進めながらわたしは思いました。
今まではコネの外側から色々ぴょんぴょんとあたびちゃージャンプをして内側を覗いていたような気がするんですが、一気にコネの内側へ放り込まれたような感じです。

内側へ放り込まれると、そこではみんな親切でした。
わたしが何かを努力したんでもなんでもないんですが、コネの有無だけでこんなに人生が変わるんだと驚きました。
今までは「30歳くらいの時には自分でお店屋さんをやりたい」なんて漠然とイメージしていたんですが、沖縄に移住せずに札幌にいたとしたらわたしはお店を始めたりできなかったと思います。
開店準備をしているときは気付かなかったんですが、いままでやってきたすべてのことが無駄にはなっていなかったです。

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