研磨の仕事ってなに?

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沖縄 やっと見つけた仕事

デンタルラボでの仕事です

はじめに研磨の仕事を習いました

デンタルラボでは午前中、職業訓練校の試験勉強や求人誌を見ていて、所長が重役出勤して来たら、マンツーマンでお勉強でした。
教わるのはいいんですけれど、この所長、口が臭いんです。
こう言うの、上司あるあるだと思うんですけれど、しんどいですね。
いろいろ角度変えてみたりしたんですけれど、所長の手元を見ていないといけないので、教わっている時間の大半は臭い思いをしていました。

教わっていたのはリューター(研磨機)を使って、柔らかい925シルバーを使って子供用の虫歯の詰め物(インレー)を削っていく作業からでした。
詰め物って言っても子供用ですから、耳かすよりも小さいので、慣れるまでは大変でした。
リューターを強く当て過ぎてインレーがどこかに飛んで行ってしまったり、力が強過ぎて穴を開けてしまったりでした。
サンプルがあって研磨しているわけではないので、インレーがなくなったり、穴が開くたびに歯科医院に「再型取り」をお願いするんです。
それだけ患者さんには無駄な治療と時間とお金を使わせてしまっているわけです。

所長のホラ話

所長は時々大いなる野望を語るんです。
「けろさんがインレーの研磨を覚えてくれたり、儀間くんが石膏落としを覚えてくれたら未経験の人でもラボの仕事はできると言うことだから、人員を増やしてこのラボを大きくしような」

うーん、いくら儀間くんが石膏落としでキャスト台を大量に作っても、わたしの作業効率が良くなっても、やんばるの歯科医院からの週一オーダー1件頼りで他に契約している歯科医院があるわけでもないし、そこを増やすのが所長の仕事と思ったんですけれど、この人も口ばっかり調子よくて実際に仕事になるとなかなか腰の重い人のようでした。
で、わたしのインレー研磨が付きっ切りでなくても大丈夫なレベルになると、ラボにも来なくなっちゃいました。

人知れず営業とかしていたのかもしれませんが、それにしては成果もなくわたしたちは相変わらずラボで暇を持て余していました。

あやうく後ろに手が回るところでした

それから5年くらい経った頃ですね。
たまたまテレビのニュースを見ていたら、「無資格者に研磨なのどの作業をさせていた」ってことで内地のデンタルラボ所長が逮捕されていました。
そりゃービックリしましたよ。
知らなかったこととは言え、犯罪の片棒を担ぐようなことをしていたとは。

まとめ

わたしなんかが偉そうに言えることではないんですが、沖縄の小さな会社ははこんなヤバいところが時々あるように思います。
見切りをつけたらすぐにトンズラできるように次の仕事は探しながらお勤めされるといいでしょう。
働いちゃいけない就職先の見分け方は、たとえば社長さんの服装がだらしないとか、やたらヘラヘラしているとか、自分の会社の業績を針小棒大に語る。
なんてすごくありがちですね。
要は「社長がサムい人物だ」と思ったら働いちゃダメな会社です。

沖縄移住の方もそうではない方も、いいお仕事が見つかりますように。


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けろ
この記事を書いた人
けろ

沖縄移住35年のアラカン女子です。
札幌出身です。
あんまり深刻に考えていない糖尿病患者です。
腎臓も悪くて。
けど毎日の元気をお届けします。

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