38年前のコザの街をご覧ください
動画のご紹介
今回は YouTubeの動画からご紹介します。
在沖アメリカ人が撮った動画なので全編英語ですが、聞いているとごくたまーに日本語の単語も出る程度です。
撮影は1986年のコザで、12月のクリスマス辺りに撮ったものだと言うのは音楽からもわかります。
全編家族で車に乗って外の景色を映しているだけですヤマもオチもございません。
タイトルは「awase exploration」って言うんですけれど、explorationの意味がわからなくてもの知りなおじいさんに聞いたんです。
「ねー?エクスプロレーションってなに?」
「たんぼ」
ああそうなのか、英語では田んぼのことをエクスプロレーションと言うのか、ずいぶんと小洒落た表現だね、けど泡瀬にも胡屋。高原にも田んぼはないんだけどな。
と、その時は思ったんですが何週間か経ってから聞き直してみると「探訪」って言われました。
意味違いすぎだろう?
タイトルにアワセとありますが、これは沖縄市の地名なんですが、今回の動画には出てきません、
アメリカ人から見て胡屋、高原。比屋根エリアは大雑把に泡瀬なのかなと思いますが、日本語で書くとすごく違和感があります、
まぁ、これは県外の方から見てもどうでもいい情報なんでしょうが。
おうちのそばから失礼します
動画は比屋根の山道から始まります。
この道は昨年、以前通っていたデイサービスの行き帰りに使っていた道で、わたしのおうちの真後ろなんです。
この辺りは戦後いっとき「犬の目」と呼ばれていました。
方言読みでは「インヌミー」で、収容所があったところと聞きました。
今でも良く通っている道なので、いきなり出てきてビックリです。
当時はガードレールがなかったんだなとか、所々見覚えのある建物があるなとか思って見ていますが、基本建物以外の風景は38年前と変わりません。
「Pigs,ブタガブーブーブー」とかっておとーさんが言う豚舎はうちの息子が通っていた保育園のすぐ隣にあって、今はもうないんじゃないかな?
けどなつかしいです、夏場はけっこう豚舎が匂ってましたから。
アワセグロサリー
アメリカーがこのエリアをアワセと一括りにしているのは、「アワセグロサリー」が当時のあの辺りのランドマークだったからかも知れません。
動画内ではオレンジ色の建物で、車を降りてまで撮られていますね。
コンビニもない時代はアワセグロサリーの建物があまりにも堂々としていて、ここはアメリカーの店で、わったーはまちやーぐわー、みたいな棲み分けができていたようです。
アワセグロサリーの建物は今でもあって、数年前までは「JiJi Cafe」として人気だったんですが、今はコンセプトぶれぶれのカフェになっています。
結構古い建物なので取り壊し説も出ているようですが、まだ現役ですね。
まとめ
動画はこの後、アワセグロサリーからは比屋根の自動車ホテル街をぐるっと回って、この辺もかなり看板の雰囲気変わっていますし、廃業したりファミリーホテルにリノベーションしたりしているんですが、わたしとしては皆スケベ、としか思わないですね。
比屋根を出てコザ高前を通ってコザ十字路、知花と交通量の多い道路を通り、そのまま嘉手納ロータリーまで行って終わります。
昔のコザの様子に興味がある方がどのくらいいらっしゃるか分かりませんが、わたしの拙い説明で少しでも古いフィルムに彩りが加わるとうれしく思います。
この外人さんはたくさんの動画を沖縄で撮っているので、リクエストがありましたらまたアップしたいと思います。
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