沖縄のお年玉の相場
お年玉はいくら準備しますか
元日にやんばる(沖縄本島北部)住みの孫たちがうちの近くのライカムに来ると言うから、行きか帰りに寄ってもらうことにしました。
うちの孫たちは7歳と4歳。
お年玉の額は1,000円ずつにしておこうと夫と打ち合わせしてあったんですが、いざもらいに来るとなると1,000円じゃせつなすぎる気がして2,000円ずつポチ袋に入れて渡しました。
まぁ、じいじとばあばから千円ずつと言う意味ですね。
沖縄に来てビックリしたのが、お年玉は二十歳くらいまでもらう代わりに金額はオール千円なことです。
未就学児は500円とか微調整はあるんですが、それでも全員一律でオール千円なんです。
なんでかって、沖縄の人たちは子供3名が標準なので、それ以上の子だくさん家族もふつうにいるので、なにかと子供がたくさんいて高額のお年玉と言うのは本音を言えばあげられないんでしょうね。
うちはもう子育てが終わって、オバアも亡くなったので、お年玉をあげる習慣からは卒業したんですが、それでもお年玉をあげていた頃は毎年3万円分くらい準備していました。
本土でもお年玉をあげる子供の数は少なくなるから、予算は同じくらいではないでしょうか。
みんなお年玉を楽しみにしてもらいに来るし、どこのおうちでも3万円から多いおうちで4万円くらいは準備していたのではないでしょうか。
2千円札は沖縄では流通していません
千円札で思い出したんですけれど、沖縄サミットの時に発行された、首里城が描いてある2千円札ですけれど、沖縄の一般家庭ではまず使いませんね。
たまにおつりでもらったりしますが「ニセ札だ!」とまでは思いませんが、あまりいい感じはしないです。
トランプのババつかまされたような感じで、面倒なお客さんと思われるのも嫌なので、すぐに使ってしまうようにしています。
こんな扱いの2千円札をわざわざお年玉であげることはないですね。
お年玉はピン札で配りましょうね
お年玉で大事なことはまだあります。
よほどのことがない限り、ピン札の千円札で配りましょう。
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これはちょっと理由はわからない習慣なんですけれど、年末のATMには「千円札ピン札で両替できます」と書かれているのでピン札に替えて配っていました。
「まっさらなお札の方がもらって気持ちいいでしょ」程度のならわしだと思うんですけれど、ウチナンチュってこう言う細かいところに結構こだわった行事ごとをするから、意味は分からなくても見て覚えてやっている感じです。
お年玉はいつまであげるの
お年玉を配るのは20年間くらいでした。
ちょうど子どもが成人して、学校を卒業するくらいまで配っていたことになります。
お互いに孫世代になると、そこまではお付き合いしないようです。
まとめ
沖縄のお年玉は一律千円のピン札でいいので、旅行や出張などでお正月に沖縄に来て家族ぐるみで会うことがあったり、おうちに呼ばれたりして子どもたちと会うことがあったら、千円札をポチ袋に入れて配ってあげてくださいね。
これだけで好感度が爆上がりするものです。
子どもたちはいかにたくさんお年玉のポチ袋を集めるかで気合入りまくりですから、ぜひぜひおつきあいくださいね。
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